「モナ・リザ」など仏ルーヴル美術館の館内照明に東芝製LED

東芝は、2010年から仏ルーヴル美術館とともに進めている照明改修プロジェクトで、同美術館の館内照明の一部を東芝製LED照明に置き換えている。4日、「モナリザ」の照明に、自然光をほぼ再現する最新型の発光ダイオード(LED)照明が導入され、点灯式が行われた。

ルーヴル美術館の至宝とも言われるレオナルド・ダ・ヴィンチ作「モナ・リザ」の展示照明をはじめ、ダヴィッド作「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」など、著名な絵画が展示されている「赤の間」のほか、さらに2014年前半には、メインエントランスである「ナポレオン・ホール」の照明がLED照明になる。

また、照明改修プロジェクトの第一弾として進めてきたナポレオン広場のLED照明への改修が5月12日に完了。昨年12月のピラミッド、ピラミディオン、およびパビリオン・コルベールなどの一部に続き、ナポレオン広場全体の照明がLED照明になった。これにより、ルーヴル美術館の景観を踏襲しつつ、消費電力は従来比で73%(従来の照明器具4500台(消費電力量392,000Wh)を東芝製LED照明器具3200台(消費電力量105,000Wh)に置き換えた場合の比較。)の削減が可能になったという。(ソース:Art Beat News)


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