新製品・新技術の開発を促進 高度化する市場ニーズに対応
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- カテゴリ: サファイア結晶成長炉-タングステン製品ニュース
- 2013年5月13日(月曜)22:03に公開
- 作者: hua
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越化学工業のシリコーンエラストマー部門の販売動向は、メインとなる自動車や事務機器関連の落ち込みによる影響を受けた。自動車用途の製品では、昨年9月のエコカー減税終了後から需要がダウンし、年内いっぱいが底であったが、年明けから徐々に戻り、回復基調にあるという。
一方で、中国江蘇省南通市に建設を進めていた「信越有机硅(南通)有限公司」のシリコーン製造工場が完成し、本格稼働を開始している。新工場は、成形用シリコーンゴム、LIMS、シリコーンRTVゴムなどを生産し、年産2万5千トンの生産能力を有する。同社では、日系メーカーの現地調達の需要などに応えていくとともに、中国市場のニーズに対応して順次、生産製品を拡大していくとしている。
同社では、汎用ゴムとともに特長のある高機能シリコーンゴムの販売にも注力している。ミラブルタイプでは、静電気を帯びない帯電防止用シリコーンゴムやLED照明の光を拡散させる光拡散用シリコーンゴムなどがある。また、液状シリコーンゴム射出成形システム「LIMS」材料では、二次加硫不要型LIMS材料やプライマーレスでプラスチックや金属との一体成形を実現する自己接着LIMS材料などがある。LIMSは、製造工程の短縮化や自動化が可能で、生産性の向上と製品の高品質化を図ることができる。
二次加硫不要型LIMS材料は、乾燥機による二次加硫が不要なため、工程時間の短縮、乾燥機のユーティリティーコストや使用エネルギーが削減できるのが最大の特長。また、低分子シロキサンを低減したことにより、成形時の金型汚れが低減し、金型クリーニングのサイクルを長くでき、主に自動車材料に使用されている。自己接着LIMS材料は、金属およびPC、PBT、PAなどの熱可塑性樹脂に短時間で接着可能で、2色成形やインサート成形を行うことにより、金属または樹脂とシリコーンゴムとの一体成形ができる。
LIMSのテクニカルサービスを行っている同社の「LIMSテクニカルサービスセンター」(埼玉県・東松山市)では、以前よりも樹脂加工メーカーからの引き合いが急増しているという。
同社では、引き続きLIMSの有用性を多方面にPRし、自動車部品や電気・電子部品を中心に、需要の開拓を図っていく考え。このほか、照明を中心としたLED用シリコーン材料や放熱用シリコーン材料は、長期信頼性に優れていることから、さまざまな用途で不可欠な材料となっている。
同社では、それぞれの製品で特徴のある製品をラインアップし、高度化する市場にニーズに応えている。また、環境ニーズに対応した室温付加硬化型接着剤を開発し、注目を集めている。
同製品は、加熱工程が不要のため、CO2の削減や製造コストの削減に寄与する。また、短時間で硬化させることができるため、生産性を重視する用途にも適し、さらに50~90℃の加熱により低温速硬化としても使用できる。
同社では、引き続き成長分野に向けて高付加価値製品を投入するとともに、ニッチな分野での市場開拓も同時に進めていく。また、海外での販売拡大を図り、グローバル展開をさらに加速させていくとしている。(Weeklly Gomutimesのソース)
サファイア結晶成長炉-タングステン製品メーカー、サプライヤー:中国タングステンオンライン(アモイ)工業
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