昭和電工、福島・川内村にLED植物工場-高速栽培技術を無償供与
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- カテゴリ: サファイア結晶成長炉-タングステン製品ニュース
- 2013年5月06日(月曜)21:42に公開
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昭和電工が発光ダイオード(LED)を用いた高速栽培技術を無償供与した植物工場(福島県川内村)が完成した。苗を栽培棚に移してから2週間でリーフレタスなどの葉菜類を1日当たり最大8000株以上収穫できる。
川内村は東日本大震災の原発事故を受けた農業の再生と雇用確保に向け、2012年10月に安全な地下水を利用した水耕栽培による完全閉鎖型の植物工場の建設を開始。植物育成に最適な660ナノメートル(ナノは10億分の1)の波長を発光する昭和電工独自の赤色LED素子、山口大学と共同開発した高速栽培法により、蛍光灯を使った従来の栽培方法に比べ収穫量を倍増できる。
昭和電工は、LEDの特徴を生かせるアルミ栽培棚、断熱パネル、二酸化炭素に高速栽培法を組み合わせた植物育成システムを提案しており、京王電鉄が運営する植物工場(東京都八王子市)にも採用された。(日刊工業新聞のソース)
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