無機エレクトロクロミック薄膜用WO3

WO3,すなわち三酸化タングステンは、優れた光学的性質を持っているので、無機電変色フィルム、すなわち知能断熱保温フィルムの製造に用いることができ、さらに建築、自動車及び航空機などのガラス窓に応用し、冷却、保温の目的を実現することができる。専門家によると、三酸化タングステンエレクトロクロミック薄膜の光学変調特性はそれらの構造と密接に関連している。

無機エレクトロクロミック薄膜用WO3

詳細については、次のページを参照してください。

http://tungsten-oxide.com/japanese/index.html

無機エレクトロクロミック薄膜用WO3

専門家は、アモルファスWO3(α−WO3)薄膜では、イオン注入による時間吸収の変化は近赤外領域でのみ発生し、最大の変化は800〜900nmに位置すると説明している。それらの光吸収はW5+とW6+の位置における電子の遷移または小さなポーラロン吸収に起因し、注入された電子はWの5d軌道上に局在している。結晶性のWO3(c−WO3)薄膜では、注入された電子はもはや局所的ではなく、その挙動は自由電子に似ており、光学的性質の変化は主に注入された電子による自由キャリア散乱に起因し、反射光の変調を招いた。また、適量のイオン注入の場合、イオンの注入量が大きいほど赤外反射光変調が強くなる。

 

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絶縁ガラス用Cs 0.32 WO 3粒子

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