エレクトロクロミック膜用単分散酸化タングステンナノロッド
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- カテゴリ: タングステン知識
- 2024年6月19日(水曜)16:02に公開
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単分散酸化タングステンナノロッドは、溶媒熱法により調製し、次いでエレクトロクロミック膜を調製するために使用することができる。一部の専門家は溶媒熱法を用いて単分散酸化タングステンナノロッドを合成した。前駆体中のオレイルアミンの濃度を調節することにより、ナノロッドの粒度を制御する。WO3ナノロッドの結晶粒径は38 nm×3.2 nmから89 nm×4.5 nmに増加した。専門家らはまた、一定温度でWO3ナノロッドを熱処理してエレクトロクロミック薄膜を得ている。
詳細については、次のサイトを参照してください。
http://www.tungsten-powder.com/japanese/tungsten-oxide.html
彼らはWO3ナノロッドエレクトロクロミック膜の応答時間と光変調振幅が寸法的に相関していることを発見した。より小さなサイズのナノロッドからなるWO3膜は、より速い応答時間を有する。ナノメートルサイズを制御することにより、エレクトロクロミック応答時間を5倍以内に調整することができる。より大きなサイズのナノロッドからなるWO3膜は、より高い光変調振幅を有する。膜厚130 nmの場合、WO3ナノロッド膜の633 nmにおける最適な光変調振幅は49%であった。すべての試料は良好な循環安定性と可逆性を示し、寸法差が循環安定性に与える影響は小さい。
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