タングステン鉱の精製法及び誘導品の製造法
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- カテゴリ: タングステン知識
- 2015年8月20日(木曜)17:03に公開
- 作者: linkai
- 参照数: 1986
タングステン鉱石の精製は国内では行われていない。タングステン鉱石の生産国で、中間原料及び中間製品まで処理(中国が圧倒的に多い)し、それを輸入して最終製品にまで加工処理を行っている。 タングステン鉱石からは、酸化タングステン、パラタングステン酸アンモニウム(APT)、フェロタングステン等の中間原料やタングステンカーバイド、金属タングステン等の最終素材が製造され、また、タングステン鉱石が直接使用される場合もある。 タングステン鉱石のうちで、灰重石(CaWO4) と鉄マンガン重石(Fe、MnWO4) を原料として湿式製錬によってWO3を精製して水素還元で金属タングステンを得る。 タングステン鉱石のうち鉄マンガン重石((Fe、Mn)WO4)は電気炉に投入されフェロタングステンに加工されるほか、灰重石(CaWO4)も特殊鋼用に直接電気炉に投入される。これ以外の用途では鉱石を処理し中間製品、最終素材の形で、最終ユーザーに供給されている。 一般的な鉱石の処理工程は次のとおりである。
①タングステン酸ナトリウム(Na2WO4)の製造:鉱石から苛性ソーダ、炭酸ソーダによるアルカリ抽出法及びアルカリ溶融法によりタングステン酸ナトリウム(Na2WO4)溶液を生成する。
② タングステン酸カルシウム(CaWO4)の製造:タングステン酸ナトリウム溶液に、 順次塩化カルシウム、塩酸、アンモニア水を反応させ純化処理(沈殿法)を行い、タングステン酸カルシウム(CaWO4)を生成する。
③ パラタングステン酸アンモニウム(APT)の製造:タングステン酸カルシウムを 酸分解しアンモニア溶解した後、加熱・濃縮しパラタングステン酸アンモニウム(APT)を晶出する。
④ 酸化タングステンの製造:APT を空気中でか焼してWO3等酸化物を生成する。
⑤ 還元工程:酸化物を水素中で加熱・還元し金属タングステン粉を製造する。
⑥ タングステンカーバイドの製造:金属タングステン粉に炭素を加え、加熱・炭 化しタングステンカーバイドを製造する。
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