タングステン使用上の注意-汚染脆化
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- カテゴリ: タングステン知識
- 2015年8月19日(水曜)16:33に公開
- 作者: huiting
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(1)ブラックワイヤのグラファイト層を水素で除去する際には、湿潤水素を用い1,300~1,500℃ 程度の処理を行う。また、グラファイトを除去した線(化学仕上げ、焼鈍仕上げ線等)の熱処理に際しては、特に前工程での油脂、汗類の付着防止あるいは、その除去を徹底する必要がある。
(2)モリブデン板の熱処理(加工歪の除去)をする際には還元性雰囲気(望ましくは乾燥水素)を用い、850~950℃ 程度の処理を行う。また、酸化膜を除去した板(化学仕上げ、冷間圧延、機械加工仕上げ等)の場合には、グラファイトを除去した線と同様、前工程での油脂、汗類の付着防止あるいは、その除去を徹底する必要がある。
(3)800℃以上の熱処理を行う化学研摩、熱処理、電解研摩、機械仕上げ材料では、ニッケル、鉄、コバルト及び、その合金製部品、例えば、ピンセット、ガイドプーリ、炉用ボート等との接触を避ける必要がある。なぜなら、接触部に溶融状のピンホールが発生したり、脆化が発生するのを防ぐためである。また、鉄錆の粉末等が付着した線を熱処理すると同様の現象が発生する。
(4)材料(線・棒・板等)の熱処理に際しては、水素炉の保守に細心の注意を払い、常にきれいな状態にして置くことが必要である。
①炉ヒータの交換の際には、著しく変色した耐火物の再使用は危険であり新品を補充することが必要である。
②炉ヒータの交換後の炉の空焼きを充分に行う必要がある。
③モリブデン材料の熱処理炉には、それ以外の材料、例えば鉄棒、ニッケルボート、カーボン、ステンレス鋼、青銅等のジグ部品を入れ、炉を汚染してはならない。
④ニッケル線、銅線等の熱処理炉とは必ず別にして、共用による炉の汚染をしてはならない。
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