エレクトロクロミックフィルム用W18O49ナノロッド

W18O49ナノロッドを用いて断熱保温効果を実現できるエレクトロクロミックフィルムを製造することができる。現在、このスマートフィルムは建築ガラスのカーテンウォールや床窓などの大面積ガラスにもますます応用され、「冬は暖かく夏は涼しい」という目的を達成している。では、原料の酸化タングステンナノロッド粉末はどのようにして製造されたのでしょうか。

エレクトロクロミックフィルム用W18O49ナノロッド

詳細については、次のページを参照してください。

http://www.violet-tungsten-oxide.com/japanese/index.html

エレクトロクロミックフィルム用W18O49ナノロッド

ある専門家は溶媒熱法を用いて、オクチルアミンとオレイン酸を界面活性剤として利用して、アルコキシタングステン酸化物ナノロッドを合成した。この過程で、エタノールタングステンをトリオクチルアミンとオレイン酸を1:1の割合で混合した混合物中で分解することにより酸化タングステンナノロッドの溶液を得、反応生成物を遠心収集し、エタノールで徹底的に洗浄し、60℃で乾燥し、濃い青色粉末、すなわち酸化タングステンナノロッド粉末を得、収率は約80%であった。異なる化学量論比の酸化タングステンとその構造を正確に見分けることは難しいが、そのスペクトルはすでに報告されているW18O49ナノロッドと最も似ていることが分かった。両者を比較すると、XRDパターン上に2つの鋭いピークを示すことができる、これらのピークの広帯域と強度は結晶秩序配列と相関している。

 

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