炭素被覆による酸化チタンとタングステン酸化物還元相の合成と可視光下での光触媒能(III)

【酸化チタンとタングステン酸化物還元相吸着及び光分解実験結果1】:

・可視光領域全体に吸収→炭素被覆された

・表面積が増加→被覆した炭素によるもの  

 

《TiO2 + PVA》のPVA添加量依存性:

・PVA添加量の増加は、より還元を進行させ得る。

・混合比を変化させることで結晶相の制御が可能である。

 

《NW + PVA》の焼成温度依存性:

・高温焼成では、Wや、WO2 結晶相が発達するために、還元相W18O49を得るための最適焼成温度は 800 ℃であると推察された。

 

《NW + PVA》のPVA添加量依存性:

・PVA添加量の多い試料ほど還元がより進行しており、また、 NWP90-800(焼成温度800℃、混合比 90/10)で還元相 W18O49の割合が最も多くなった。

 

 

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