インドのテレビ市場、LEDの人気高まる

インド国内で、従来型の液晶テレビに代わりLEDテレビの人気が高まっている。

これまではLEDテレビの方が割高だったが、ここへきて両者の価格差が縮まっていることが背景にある。消費者のニーズの変化を受けて、大手電機メーカーもLEDテレビ事業を強化する動きをみせている。

業界の集計によると、2012年のテレビの販売台数にLEDテレビが占める比率は35%。60%を超えた従来型の液晶テレビを下回ったが、このところLEDテレビの人気が急上昇している。

韓国LGエレクトロニクスのインド法人LGエレクトロニクス・インディアの幹部によれば、すでに両製品の生産コストは「ほぼ同じ水準」にあるという。販売価格は従来型液晶テレビの1万1,000-1万2,000ルピーに対し、LEDテレビが1万3,000-1万4,000ルピーと、LEDテレビがやや割高となっており、メーカーにとってもLEDテレビを売る方がより高い利益を見込める構図が生まれている。

こうした現状を受け、大手メーカーの間でもLEDテレビ事業を強化する動きが目立ち始めている。

パナソニックのインド法人パナソニック・インディアはすでにインド国内で従来型液晶テレビの生産を終了した。業界関係者によると、現在は2つのモデルを販売するのみという。同社のマニシュ・シャルマ社長も現地紙の取材に対し「従来型の在庫が無くなり次第、LEDテレビに注力する方針」と答えている。

国内テレビ市場で2位につけるLGも年内をめどに従来タイプの液晶テレビ事業からの撤退を計画している。リシ・タンダン営業担当部長は「当社に限らずこれがインドのテレビ業界全体の流れ」と指摘。同社は今年のテレビの種類別販売台数でLEDは80%にまで上昇する一方、従来型液晶テレビは20%にまで低下するとの見通しを示している。(インド新聞のソース)


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