アモルファスWO3薄膜は優れたエレクトロクロミック性能――断熱、防眩性を有するため、スマートウィンドウにおいて広い応用将来性を有する。専門家によると、非晶質相三酸化タングステン薄膜の製造はRFマグネトロンスパッタリング技術により、WO3セラミックスターゲットを原料として、透明導電性ITOガラス上に堆積することにより得ることができる。専門家はまた、得られたエレクトロクロミック薄膜の構造及び光学特性に対するスパッタリング電力の影響を研究し、WO3薄膜のエレクトロクロミック特性を研究した。
詳細については、次のページを参照してください。
http://tungsten-oxide.com/japanese/index.html
結果:異なる電力で得られた三酸化タングステン薄膜はすべて非晶質構造であり、可視光範囲内で高い透過率があることを表明した。透明なWO3薄膜は負方向電圧下で徐々に紺色に変化し、電圧を撤去した後もその色は変わらず、順方向電圧を印加すると、薄膜はまた透明状態に転換し、良好なエレクトロクロミック特性を示した。具体的には、製造されたWO3薄膜の550nmにおける退色状態の透過率は83%、着色状態の透過率は29%であった。